八戸市議会 2011-09-12 平成23年 9月 定例会−09月12日-02号
私は7月中旬に岩手県の陸前高田市を訪れ、瓦れき撤去の災害ボランティアをさせていただきました。震災から4カ月を過ぎても、瓦れきの山々が続く荒涼とした風景に言葉を失い、唖然とさせられました。 一方で、大きな被害を受け、瓦れきの山を前にしても前を向いて生きていこうとする被災者の姿勢に、ただただ頭が下がる思いでありました。
私は7月中旬に岩手県の陸前高田市を訪れ、瓦れき撤去の災害ボランティアをさせていただきました。震災から4カ月を過ぎても、瓦れきの山々が続く荒涼とした風景に言葉を失い、唖然とさせられました。 一方で、大きな被害を受け、瓦れきの山を前にしても前を向いて生きていこうとする被災者の姿勢に、ただただ頭が下がる思いでありました。
周辺の瓦れき撤去は済んだものの、3カ月たってもまだ被害を受けた管理棟はそのままの状況です。夏のシーズンには、東北の短い夏を海水浴場で過ごそうと多くの市民の方々でにぎわう白浜、蕪島両海水浴場ですが、このような状況の中、市民及び地元の方々は海水浴場は開設できるのか心配しております。問題は管理棟内のトイレ、シャワー設備、電気設備の復旧にあります。
瓦れき撤去や仮設住宅建設が急ピッチに進められておりますが、今なお12万人を超える被災者の方々が避難所生活を余儀なくされ、ライフライン等も回復されず、本来の生活機能も全く果たしていないような状況でございます。
その後、タイにおける最大級の観光地プーケットでは、早期復旧を目指すタイ政府の積極的な支援のもと、瓦れき撤去や航空会社とのタイアップでキャンペーンを展開するなど、ハード、ソフト両面で復旧活動が進められました。
その審査の過程において委員から、地震観測体制の整備、防災計画の見直し、市庁舎の復旧、港湾の液状化対策、被災者への低利融資、瓦れき撤去費用の助成などについて要望があったのであります。 以上、三陸はるか沖地震対策の概要を申し上げましたが、市当局の適切な措置と関係団体の努力により、これらの諸施策が着実に功を奏しております。
ハ、瓦れき撤去費用についてお伺いします。 先ほど地震の被害を受けた当時のままで、復旧にも手をつけられていない方々もありますと申しましたが、全壊で、撤去するにも自分でしなければならず、新築するにも新たな負担を強いられるわけであります。神戸では、全壊による瓦れき撤去については、全額国及び地方自治体で負担するようであります。
続きまして、水産科学館(マリエント)前の瓦れき撤去についてお伺いいたします。 当市の観光の目玉といえば、種差海岸、蕪島のウミネコ、建築物では水産科学館などあり、一月の国体のときも「海と太陽のまちはちのへ」をお使いになりました。